令和6年 秋彼岸法会修行

 令和6年9月22日午前11時より、本堂において恒例の秋彼岸法会が行われました。始めに住職よりお浄めのお加持が行われ、続いてご縁のある全ての仏様をご供養するため読経が行われました。また法会中程で、般若心経を参詣者の皆様と唱和しました。

 続いて住職から「願いの力」と題した法話が行われ、昨今の自然災害で、自然を前にした1人の人間の力の小ささに気がつかされたこと、しかし、宗祖弘法大師が1200年もの間、人々の幸せを祈って和歌山県・高野山で入定されていることが紹介され、人々の願いの力が合わされば、この世の中を大きく変えていく力となることが話されました。

 終了後、秋田・角館の味噌と、高野山の胡麻豆腐がお供物として配られて終了となりました。

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。