平成30年 大施餓鬼法会開催

平成30年7月9日、当山恒例の大施餓鬼法会が開催されました。本年は梅雨開けが早く、例年にない大変な暑さの中、大勢の檀信徒の皆さんが参加されました。

 午後2時より、はるばる福井よりおいでいただきました弘法寺御住職・高野山本山布教師齋藤智弘僧正の御法話を頂きました。法話に先立ち、授戒の儀式を行い、管長猊下の御親諭が僧正より奉読されました。

 御法話は、大変なご労苦の中でお寺を立ち上げられた僧正のおばあさまのお話、弘法大師の優れた教え、また時に美声で歌をご披露頂き、ユーモアも交えながら素晴らしいご法話をいただきました。参加者の皆様にも大変喜んでいただきました。

 続く午後3時より、龍泉寺所縁の御寺院ご出仕による大施餓鬼法会がつとめられました。

荘厳な声明の響きの中、当山住職が導師を務め、また餓鬼壇において施餓鬼法を修して

龍泉寺にご縁のある全ての仏さま、さらには不幸の内にある人々全てが幸せになるように願いを込めて、法会が行われました。

語法話を頂いた 福井・弘法寺 齋藤智弘僧正

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。