「蓮の花」

 昨年から、境内で「仏さまの花」蓮の花を育てています。なかなか難しく昨年は開花しませんでした。今年は七月に睡蓮が、そしてピンクの蓮、そして白い八重の蓮が次々と美しく咲きました。 

  「泥中蓮華…でいちゅうれんげ」の言葉通り、蓮は泥の中から一生懸命茎を伸ばします。それを太陽の光、清らかな水、土中の肥料が支え、そうした沢山のご縁のおかげで美しい花を開くことができるのです。

 蓮は早朝に花を開き昼には閉じてしまいます。三日ほどで花を散らすとそこにはもう実ができています。 私たちが合掌すると、その手の形は蓮のつぼみになります。多くの人のおかげで自分が生きていること、多くの人を支えていることを思い出すことができるのです。            (良光)

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。