令和5年 元旦護摩祈願会 奉修

 恒例の元旦護摩祈願会が令和5年1月1日、午前11時より行われました。澄み切った青空の下お寺の門をくぐった檀信徒の皆さんは、本年こそ穏やかな良い年になるように願いを込めて本堂へ。 例年のように、護摩供のお手伝いは、横浜市緑区の佐江戸・無量寺御住職 豊田眞彰僧正にお願いしました。 

 般若心経読経の後、参加者のそれぞれのの願いを豊田師が奉読。続いて本堂内を回り、一人一人に五鈷杵を渡して丁寧に加持を行い、除災招福を祈りました。併行して護摩壇では住職が護摩供を行い、高々と炎の上がる中、護摩札が火に通され加持されました。

 終了後は、住職より法話。おみくじの「凶」は「今はまちなさい」の意、または「これ以上悪くはならない。あとは上がるだけ」と、物の見方を変えると幸せになれるという話がなされました。終了後に御供物の黒飴と甘酒缶が配布されて法会は無事終了しました。

 今年こそコロナが終息し、世の中に活気が戻ることを切に期待しています。

住職による護摩供養法

無量寺 豊田眞彰住職による五鈷杵加持

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。