令和4年度 大施餓鬼法会修行

 7月9日 年に一度の仏さまの総供養である、大施餓鬼法会が修行されました。コロナ禍のため昨年・一昨年と、住職のみで修行しましたが、本年は檀信徒の皆さまに本堂内に参列・お焼香頂くことができました。

 最初に高野山本山布教師の岩瀬密雄僧正より授戒と記念法話、また助講には青年教師・長泉寺副住職の岩澤匡観師にお願いし、それぞれ心に響く尊いお話を頂きました。

 続く施餓鬼法会は当山住職が導師を務め、職衆(しきしゅう)に、遍照院・寳塔院・藥王寺・無量寺・長泉寺・円光寺・三会寺の所縁御寺院の皆さまに懇ろにご供養いただきました。

 終了後、皆さまには御供物の「蘇我の梅干し」が配られました。この梅干しは、亡くなった先代住職が好んで取り寄せていたものです。

 約3年ぶりとなる大施餓鬼法要でしたが、暑い中ご参列頂いた皆さまに御礼を申し上げます。(良光)


記念法話 岩瀬密雄僧正(高野山本山布教師)

職衆(しきしゅう)参加の下、3年ぶりにおこなわれた大施餓鬼法会

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。