令和2年度 大施餓鬼法会・盂蘭盆会

 令和2年7月9日午後2時より大施餓鬼法会が修行されました。新型コロナウィルス感染防止のため、無参詣者・無職衆(無出仕御寺院方)で行いました。当山住職により供養法(理趣法・施餓鬼法)、読経、施餓鬼塔婆供養が行われ、当山有縁・無縁諸精霊の菩提が祈念されました。

 合わせて、ウィルスに罹患して苦しんでいる方々、仕事を休業せざるを得ないことでご苦労されている方々、梅雨の集中豪雨で被害に遭われた方々のご回復と亡くなった方々の冥福が祈られました。

 続く7月13日から15日の間は、通例通りのお盆として、多くの檀信徒の皆さまにお墓参りにおいでいただきました。あいにく雨模様の毎日でしたが、新盆の方はお墓に提灯を下げられ、塔婆を供養されました。

 当山ではウィルス感染防止策として、寺内消毒の徹底、来山者の手指消毒’(エタノール・殺菌成分含有石鹸の利用)・ソーシャルディスタンス確保(客殿・本堂等)などを励行しています。

 1日も早い日常の回復を心より願っております。皆さま方もどうかご身体くれぐれも御自愛下さい。

 

 

令和2年7月9日 大施餓鬼法会  当山住職による読経供養


7月13日には、客殿玄関前に蓮の花が美しく咲きました

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。