令和7年春彼岸法会・フルートミニコンサート開催

3月20日(木・春分の日)午前11時より、恒例の春彼岸会コンサートが開催されました。住職が参詣の皆さんの健勝を祈念し洒水加持(しゃすいかじ)を行い、続いて読経供養がおこなわれました。法話「仏さまへの喜び」と題し、仏さまへの道、仏さまの仕事、そして仏さまの喜びについて話されました。(記事、いかせいのち参照)

終了後、同所でフルートのミニコンサートが開催されました。演奏は加藤紗佳(かとうきぬか)さん。国立音大を卒業、ドイツ・ハンブルク音楽院に留学後、日本で活躍されています。今回は「赤いスイートピー」「春よ、こい」「涙そうそう」を演奏いただきました。温かく心のこもった音色に、聴衆の皆さんは目を赤くして聴き入っていました。終了後大きな拍手と共にアンコール「未来予想図Ⅱ」を演奏いただき、皆様笑顔で終了となりました。 

 今回初めての試みでしたが、加藤さんの素晴らしいお人柄のせいか、演奏者と聴衆が一体となったとても温かい空間がうまれました。音楽の人を幸せにする力の大きさに驚くと共に、今後もこうした行事を行っていきたいと考えています。

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。