令和5年 春彼岸中日法会

 3月21日春分の日、通例の春のお彼岸法会を修行しました。穏やかな陽気の中、多くの皆様にご参加頂きました。

 いつものように始めにお清めの酒水加持(しゃすいかじ)を行い健康を祈念し、当山にご縁のある佛さまの他、すべての佛さま、さらには今、世界で苦しみの内にある人々の一日も早い幸福の訪れを祈念して法会は進められました。

 法要後に、今年が宗祖弘法大師御誕生1250年になることから、住職から弘法大師の御生涯について法話がされました。

 終了後、参詣者にお供物として、秋田・角館のみそと缶入りの甘酒、そして今春は高野山から取り寄せた角濵のごま豆腐が配られました。

 今年は桜が早く、彼岸の後半には開花がみられました。

コロナ禍も少し収まり、多くの皆様に参加頂きました。

生麦山 龍泉寺

「身は華とともに落ちぬれども、心は香りとともに飛ぶ。」 弘法大師のことばです。仏さまのもとからこの世に生まれ、また仏さまのもとへと、いつか旅立って行く私たち。身体はなくなってしまっても、幸せを願う想いは、いつまでも心から心へと受け継ぐことができるのです…。生麦山龍泉寺は横浜・鶴見の高野山真言宗のお寺です。